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- 空白恐怖症~スマホで目つきが悪くなった?~
小谷野です。
電車の中で、眉間にしわを寄せた顔をたくさん見かけます。
殆どの人がスマホの画面とにらめっこしています。
人々の表情だけを見ると、治安の悪い国に来たみたいです。
ゲームに夢中な人は必死なので表情は険しく、
仕事メールやプライベートSNSを指で打っている人の表情も忙しそうで険しいです。
楽しくない内容も多いようで、読みながら眉間にしわを寄せていくケースもよく見ます。
また私のように老眼で、眉をひそめないと文字を読めないおじさんもいます。
ところで、働き方改革によって今の社会人は昭和の時代と比較にならない程
長いプライベートの時間を持てるようになりました。
しかし、スマホはこのプライベートな時間まで忙しくさせ、
時の経過を早めているように感じます。
トイレも食事中もスマホを肌身離さず、枕元にも置いている人が多いようです。
これでは体の休暇は増えましたが、脳の休暇は減っているのではないでしょうか。
休みなく脳にストレスを与え続けると、脳の健康を阻害しないかと心配になります。
今週、小学館の国語辞典「大辞泉」の新語大賞2018年で、「空白恐怖症」が選ばれました。
常に忙しくないと不安になり、予定がないことを恐れる心情を病気に例えた言葉のようです。
現代人は、浦島太郎の竜宮城にいて、楽しさ(忙しさ)からふと我に返ると
時の経過が異常に早かったことに気づき、平均寿命の伸びに反して
人生は短くなったと感じるのかもしれません。
~ 顔のリフティングがしたい、小谷野でした ~