「人生を後悔しない50代・60代起業」を読みました。
著者はKDDI、イー・アクセスの創業者、千本倖生さんです。
「自分の存在によって世界の状態が1ミリでもよくなったとしたら、
その1ミリが生きる意味だ」とシニアの挑戦を鼓舞する言葉が並びます。
特に巻末で紹介される坂村真民さんの詩が心に沁みました。
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尊いの頭ではなく
手でなく足の裏である
一生人に知られず
一生きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの
しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ
頭から光がでる
まだまだだめ
額から光がでる
まだまだいかん
足の裏から光がでる
そのような方こそ
本当に偉い人である
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どこかを照らす足の裏であれますように。
