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2009年05月22日 / 投稿者:Staffblog 器(うつわ)

先日、佐賀県の有田に旅する機会がありました。
目当ては、年に一度開催される「陶器市」です!

陶器市では、有田にはじまり備前、唐津など、有田焼に限らず、
いろいろな種類の陶磁器を、比較的リーズナブルに購入することができます。

圧巻なのは、全長約4キロにわたる道の両側に、陶磁器のお店が所せましと立ち並び、
それを買い求める大勢の人々がひしめきあっていたことでした。

こんなにも、器が好きな人々がいるのだと、あらためて認識させられました。
僕も、器の魅力に取りつかれている一人ですが(^^ゞ

陶器市が開催されている場所から、少し離れたところに「柿右衛門窯」があります。
ご存知の方も多いと思いますが、
「酒井田 柿右衛門」は白磁に余白を残した色絵が特徴の窯元です。
現在の当主の14代酒井田柿右衛門は、人間国宝でいらっしゃいます。

幸運にも、本来は非公開の工房を拝見することができました。
訪問した日が日曜日だったこともあり、工房はお休みでしたが、
その整理された机や工房内の行き届いた清掃状態には感動すら覚えました!

このような清掃が普段からなされていればこそ、
世界に通用する作品を生み出すことができるのでしょうか。。。

さっそく帰ってきて自分のデスク周りを片付けたのは、いうまでもありません。。。

世界に、とはいいませんが、
せめて日本の片隅にでも通用する「器」を生み出したいものです。。。

風間

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