1週間が過ぎるのがあっというまでほんとうに驚きます。
さて、5月12日は、キュリー夫人がラジウムを発見した日、だそうです。
道とか歩いてて『みーつけた!』的なではないのだと思います。きっとすごい発見なのでしょう。
(ラジウムってなに?元素?)
ときどきこうしてブログ内で問いかけや疑問を書き記してもどこからも回答や返事が得られなくてとても哀しいです。
とはいえ、実際に返答をもらったりしたらとてつもなく恥ずかしい気持ちになるだろうなと思います。
さてさて、伊坂幸太郎氏が書いた『あるキング』という小説のなかで、キュリー婦人のことが書かれています。引用してみましょう。
~~ただ、それよりも僕が驚いたのは、本の中には、キュリー夫人の子供の頃の話が載っており、そこに、キュリー夫人が何を思ったのかが書いてあることだった。
たとえば、『その時、彼女は、お母さんのことがこわくなった』であるとか、『彼女は、二度と同じ失敗はしないと心に固く誓ったのです』であるとか、そんな風に記されている。キュリー婦人が偉くなったのは、大人になってからなのに、どうして、子供の時の彼女の心情が克明に書かれているのか。それが不思議でならなかった。
将来偉くなることを知っている誰かが、こまめに日記をつけるように、キュリー夫人の気持ちや出来事を記録していたのかもしれない。~~
ふむふむ。
このあと本文では、自分のまわりには自分のことを記録している人がいないので、自分は将来有名になって名を残すようなことはない、というふうにつながっていきます。
ふむふむ。
私のまわりにも私のことを記録しているような人はいませんね。
私もきっと将来歴史に名を残すような偉人にはならないのだろうなと思います。
ではまた。