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2025年10月15日「健康経営優良法人2026」に申請いたしました。

小谷野税理士法人では、従業員の健康とワークライフバランスを重視した職場環境づくりに取り組んでいます。

 

こうした取り組みが評価され、健康保険組合連合会東京連合会より「健康優良企業(銀の証)」の認定を受け、さらに日本健康会議より「健康経営優良法人(中小規模法人部門)」として7年連続で認定されています。また、認定法人の中でも特に優れた取り組みを行う上位法人に付与される「ブライト500」にも、本年度を含めて選出されました。

 

本年も「健康経営優良法人2026」の認定に申請いたしました。

当法人では、従業員の健康保持と働きがいの向上を経営の重要課題と位置づけ、健康経営の推進に継続的に取り組んでいます。

その一環として、健康経営に関する方針と具体的な目標を体系的に整理した「健康経営戦略マップ」を策定しました。

この戦略マップでは、三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)による長期休職率の低減をKGI(最終目標)とし、2030年までに三大疾病ドック受診率50%の達成をKPI(重要業績評価指標)として掲げています。

 

この目標設定の背景には、当法人の従業員が脳血管疾患と診断され、長期休職を余儀なくされたことがあります(現在は復職済み)。
また、今後は高齢の従業員が増加することも見据え、脳血管疾患に限らず、三大疾病(がん・心疾患)に対する予防的な取り組みとして、三大疾病ドック受診を推奨する方針としました。

 

これらの方針や目標については、従業員との協議の場を設け、意見を反映しながら策定していきます。
三大疾病は日本人の死因の約半数を占める重大な健康リスクであり、従業員の健康と働きがいを支援するためには、戦略的な予防施策が不可欠です。

 

当法人では、健康経営戦略マップを通じて、具体的な目標と施策を明確に示し、従業員とともに健康経営を推進しています。

 

詳細は以下の戦略マップをご覧ください。

 

※健康経営に関する制度の詳細は 健康経営ポータルサイト( https://kenko-keiei.jp/ ) をご参照ください。

 


小谷野税理士法人

健康経営戦略マップ

 

1. 経営理念・目的(KGI)

三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)による長期休職率の低減を目指し、従業員の健康と働きがいを支援することで、人的資本の価値を最大限に引き出し、組織全体の生産性と専門性を高める。

 

 

2. 現状分析

項目 2023年度 2024年度 2025年度 傾向
40歳以上の人間ドック受診率 100%  
健康診断受診率 100% 100% 100%  
プレゼンティーイズムの傾向 -26% -22% -23% 改善停滞
アブセンティーイズムの傾向 8.5日 7.5日 4.8日 改善傾向
健康経営への従業員参加状況 100% 100% 100%  
行動変容・意識変容の指標(運動習慣なし) 43% 38% 33% 2026年度までに35%以下

・KGI達成状況:2026年度より「長期休職率」の低減を目標と定める。

 

 

3. KPIと目標

・2026年度までの目標(運動習慣なし:35%以下):前々回43%、前回38%、今回33%(目標達成)

・2024年度までの実績:人間ドック受診率100%(40歳以上)

・2030年までの目標:三大疾病ドック(心臓・脳・がん)受診率50%(50歳以上)

 

 

4. 重点施策

・三大疾病ドックの制度化と対象者への受診勧奨

・メンタルヘルス対策(ストレスチェック、産業医面談)

・職場環境改善(業務量調整、柔軟な勤務制度)

・健康意識向上のためのセミナー・啓発活動

 

 

5. 成果指標(アウトカム)

・三大疾病による長期休職件数の減少

・50歳以上の三大疾病ドック受診率の向上(2030年に50%)

・40歳以上の人間ドック受診率の維持(100%)

 

 

6. 将来像(ビジョン)

健康で活力ある専門家集団として、従業員の幸福と顧客への高品質なサービス提供を両立する組織を目指す。

 

以上

 

 

作成日:2025年10月15日

小谷野税理士法人

代表社員  小谷野 幹雄

健康づくり担当者 保刈・柳

 

 

 

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