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- 被災地訪問しました~ボランティアの現状~
小谷野です。
先週、東日本大震災の被災地に行ってきました。
現地は、広島・長崎の原爆資料館で見る写真のようでした。
いくつもの消滅した街に絶句でした。
(社)石巻災害復興支援協議会の伊藤会長とお会いしました。
この団体は、震災直後に地元石巻青年会議所のメンバーが中心となり、
数々のNPO、ボランティア団体の支援活動の調整機能として活躍し、
その活動内容は「奇跡の災害ボランティア-石巻モデル」として出版までされました。
現在のボランティア活動は、瓦礫の片付け作業は一巡し、
長年住み慣れた場所を追われた方々の心のケアである仮設住宅での社会作りの貢献や、
漁業そのもののお手伝い、12月ですと、「わかめ」や「ほや」の種付け作業などが
あるようです。
石巻の場合、組織でのお手伝いの申し込みは、
上記支援協議会(http://gambappe.ecom-plat.jp/)へ、
個人単独での申し込みは石巻市災害ボランティアセンター(http://msv3151.c-bosai.jp/group.php?gid=10163)へ。
塩釜市では、㈱佐浦(浦霞ブランドで有名です)の13代目佐浦社長に
被災された酒造現場を案内いただきました。
未曾有の震災による水没被害であっても、300年近い歴史を持つ蔵元の
復興への力強い活動に感銘しました。
また、被災された方から震災時の教訓を直接お聞きしました。
「車で避難してはならない」いちもくさんに走って高所へ逃げろ。
パニック渋滞で動けず車の中で多くの人が犠牲になったとのこと。
「体を濡らさない」雪で体を濡らした人は救助まで持たなかった・・・・。
死と隣あわせにいた人の体験談に、背筋を伸ばして聞き入っていました。
被災地の現状、ボラランティアの活動実態、日本酒に感心のある方は、
12月7日(水)夜、渋谷にお越し下さい。
詳細はこちら ⇒ http://koyano-vp.com/page0120.html
~ ほんとに・ほんとに、百聞は一見にしかず 小谷野でした ~