代表 小谷野幹雄のブログ

2012年01月04日あけましておめでとうございます~景気回復・経済成長は見込まない2012~

本年辰年は、相場の格言通り天井をつけ景気回復と言いたいですが、

復興需要はあるものの、

 

 

・日本経済が回復・成長軌道に乗ることは前提にしない
・財政破綻している日欧米の政府に景気回復策を期待しない
・成熟業界の拡大は海外か同業との併合による戦略が重要となる

 

 

これが数百社の決算を見ている職業会計人の意見となるでしょう。

景気の話はここまでで、昨年原発被災した顧問先の復興ストーリーの続きです。

復興の過程で、日本の製造業が高い品質を維持する素因に「絆」があるのだと気付きました。

主要工場を失った被災企業の主要取引先である上場会社は、全面支援を即時に決定し、

様々な協力を実行しました。

 

 

また、同じ業界内での協力工場の申し入れも早い時期にありました。

当該被災企業が高い技術力を持っていたとはいえ、この「絆」は取引安定性を担保し、

品質追求、生産技術の革新を生み出す基盤になっていると感じました。

 

 

ビジネススクールの生産管理で習った効率化のデジタル算式では図れない、

アナログな「絆」が日本の製造業の世界一の品質を支えているのだと確信することができました。

~ 困難は様々な絆を深める 小谷野でした ~

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