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- 夏休みの自由研究~雷の仕組み~
小谷野です。
あっという間に夏休みシーズンが終わります。
宿題に大慌ての子供達も多いのではないかと思います。
この夏、群馬県で大きな雷に遭遇しましたので、雷の自由研究です。
・雷はどのように発生するの?
地表の湿った空気が暖められて上昇気流となり、上昇して氷点下に達すると
雲の中に氷の塊ができ、重さで下降する際に氷の粒どうしがぶつかって電気が発生し
大きくなると積乱雲になり、電気の力も大きくなり、放電して落雷になるそうです。
ところで、雷の発生しやすい時期は夏だと思っていましたが、
石川県のように冬に多い地域もあるようです。
・雷の落ちやすい場所は?
これは、背の高い場所、金属類などの素材とは関係がないようです。
大きな木の下で雨宿りしている時に木に雷が落ちて、人に電気が飛び移る(側撃雷)
の事故も多いそうです。
・雷の発生場所との距離の測り方
これは、正解者も多いでしょう。
音速の毎秒340mに稲光の後に音がした秒数を掛ければよい。
光ってから3秒後に音がなったら340m×3=1020m先で落ちたことになります。
・雷が鳴るとおへそを隠すのは何故?
雷発生時には急激に温度が下がるので、体調管理のために
お腹を冷やさないようにする説、へそを押さえて低い姿勢をとって
雷が落ちにくくするするためなどの諸説があるようです。
参考文献:『おもしろサイエンス雷の化学』
妹尾堅一郎監修、雷研究会編、日刊工業社新聞社