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- スポーツ監督に学ぶ~28年ぶりのメダルまでの軌跡~
小谷野です。
ロンドン・オリンピックで、日本女子バレーボールに28年ぶりにメダルをもたらした
眞鍋監督の話を聞くことができました。
監督就任時に、「3年半後のオリンピックでのメダル獲得」をチームの目標と
明確に掲げることからすべてが始まったそうです。
練習計画は、ゴールからの逆算で時期、内容を決めていったそうです。
会社経営における事業計画作成、実行、進捗管理そのものですね。
バレーの基本技術であるサーブ、レシーブ、トス、スパイク、ブロックのうち、
世界一になる技術をサーブ、レシーブ、トスの3つに絞ったそうです。
世界の平均身長190cm超に対して150cm台の選手を抱える日本チームでは、
スパイク、ブロックで頂点に登る道のりが遠いのが理由です。
企業経営でいう、選択と集中でしょうか。
驚いたのは、対戦国ごとに作られた「モチベーション・ビデオ」を
各試合前日に見せることです。
マスコミ非公開で見せていただきましたが、勝つためのイメージ、
気持ちが盛り上がり、選手全員が涙を浮かべるとの話にうなずけました。
また、データーベース活用はバレーボールでも徹底していました。
試合中の1プレイごとに更新され、監督のタブレット端末に送られるデータを元に選手交代、
相手選手の攻略の指示がでているのです。