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- 神々の国~熊野訪問~
小谷野です。
和歌山県の熊野三山に行ってきました。
三山とは本宮、那智、速玉大社で、熊野古道等と2004年に世界遺産に指定されました。
名古屋から4時間の電車移動ですが、今風にいえばパワースポットです。
また人気の那智大滝も遺産指定されており、一段の滝としては落差日本一で、華厳、袋田と並んで日本三大名瀑といわれています。個人的には45年ぶりの再会でした。
この熊野周辺は自然崇拝の地として歴史は古く、後白河院が34回も参詣した話は有名です。
千葉県房総半島の勝浦、白浜といった地名も、この紀伊半島の勝浦、白浜が起源とされています。
ところで、訪問者の参拝儀式「二礼二拍手一礼(出雲大社では四拍手)」をじっと見ていた同行社長の言葉です。
「日本の伝統的な多神教では、教祖、宣教師、教典がない場合が多いね。
だから狂信的、熱狂的、迷信的な儀礼・儀式の束縛も少ない。
この緩やかな信仰スタイルは日本の経済発展にも大きく寄与したと思う。」
経営者が「神の声」が聞こえて正しい道に導かれたという話も聞きます。
「お客様の声は神の声だ」や「現場の神の声を聞け」、などとマネジメント層もよく「神」を使っていますね。