代表 小谷野幹雄のブログ

2019年02月28日ドーハの歓喜~44年ぶりの悲願達成なるか~

小谷野です。

今週、日本男子バスケットボール界に明るいニュースが入ってきました。
アジア予選で4連敗後、8連勝してワールドカップ出場を決めました。
最終戦はドーハで行われ、サッカーファンなら「ドーハの悲劇」を思い出す場所を「ドーハの歓喜」にしようという三屋裕子日本バスケットボ-ル協会会長のかけ声通りの結果になりました。
今後W杯で一定の成績を残せば、東京五輪出場の可能性が出てくるのです。

 

男子バスケの五輪出場は1976年モントリオールが最後で、44年ぶりの出場に挑戦しています。
私は、開催国枠で来年のオリンピックの出場権はあるものと思っていましたが、FIBA(国際バスケットボール連盟)は開催国に自動的に出場権を与えていないようです。
ちなみに女子バスケ及び3人制の「3×3」バスケは、東京オリンピックの追加種目になっており、こちらは男女とも出場権があります。

 

偶然ですが今月、プロバスケットボールチーム「サンロッカーズ渋谷」を運営する株式会社日立サンロッカーズの岡博章社長の話を聞く機会がありました。
「サンロッカーズ渋谷」は、初めて大学の体育館、青山学院大学の体育館を本拠地としたプロバスケットチームです。

 

バスケットがプロリーグ化したのは2016年で、Bリーグとして発足しました。
サッカーのプロリーグであるJリーグ発足から遅れること23年でした。
遅れた理由は、日本のバスケットボール業界においてリーグが分裂して泥沼の争いになり、2014年FIBA(国際バスケットボール連盟)から国際大会の参加資格を剥奪される事件にまで発展した事が大きな原因のようです。

 

会社もスポーツ界も内紛は深刻な対外問題を引き起こします。
バスケット協会の全理事が辞任する改革をして、Bリーグの発足にこぎ着けた歴史があります。

 

ところで、1970年代初頭に中国が国際社会に復帰してからは、アジア地区のバスケットは中国の圧倒的な強さが続いているそうです。
その理由として「世界の主なスポーツ人口」のデータを見せてくれました。

 

バスケット 4.5億人(うち中国が3.0億人)
サッカー  2.5億人
テニス   1.0億人

 

日本バスケットボール協会のHPを見ると、2017年の日本における
バスケット競技人口は63万人です。
余談ですが、累計発行部数1億部超となったバスケット漫画『スラムダンク』は、
その連載中バスケット人口を100万人以上に押し上げていたそうです。

 

 

~ 身長2m選手団の中では「小人(こびと)」、小谷野でした ~

 

 

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