- HOME
- 代表 小谷野幹雄のブログ
- 人類超長期予測 ~爆発的に増える世界人口~
小谷野です。
本日のニュースで、インドの人口が14億2860万人と、中国を抜いて世界最大になった報道がありました。
一方、日本では少子化問題が深刻です。
日本の2022年の労働人口7449万人は、2030年には6875万人(確)、長期予測では2065年には4500万人と、3000万人もの労働人口が減少すると言われています。
現在の日本の中位数年齢は48.6歳、つまり人口の半分以上が48歳以上なのです。
以下は、世界規模で見た人口動態分析と予測の書籍『人類超長期予測』(米国ローズカレッジ、ジェニファー・D・シュバ准教授著 ダイヤモンド社)からです。
世界人口は、私が子どもの頃の教科書には35億人と記載されていた記憶がありますが、現在は80億人です。
後発開発途上国では、1分間に240人の新生児が生まれて、先進国ではわずか25人。
世界人口は21世紀も増え続けるが、増加の98%は途上国で起こると予測されています。
現在、アフリカは世界人口の18%程度ですが、今世紀中には38%、世界人口の3人に1人以上がアフリカの人となると予想されています。(JETROレポート)
人口を動かす3大要因、出生、死亡、移動のうち、移動は予測が難しいようです。
移住者を多く排出する国は、インド、バングラディッシュ、中国、パキスタン、メキシコ、ロシア、シリアで、移民なくしては、欧州は今世紀半ばまでに人口が5億2100万人から4億8200万に減少するそうです。
人口動態予測は運命ではない、人類の政策によって未来は変えられるとあります。
~居るところには居る、 小谷野でした~