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2024年07月25日【インフレに関するアンケート調査】企業経営者/役員500人に聞きました! 

 

 

Q1 【現在のインフレ状況について】 現在のインフレ率がどの程度だと感じますか? 

 

 

♦現在のインフレ率については、過半数の経営者が「高い」と感じており、インフレが起業経営に対する懸念事項となっていることが窺えます。一方で3割の経営者が適度と感じており、バブル崩壊以来続いてきたデフレの終焉を意識されているようです。

 


 

Q2 【現状のインフレ状況について】 インフレ率の変動が企業経営にどの程度影響を与えていますか?

 

 

♦インフレ率の変動が企業経営に少なからず影響を与えていると感じる経営者は全体の9割近くにのぼり、その中でも「かなり影響している」と「非常に影響している」と感じている経営者が半数を占めています。

 


 

Q3 【価格設定とコスト管理】 インフレに伴い、製品やサービスの価格をどの程度変更しましたか?

 

 

♦インフレに伴う製品やサービスの価格上昇については、約70%の企業が何らかの形で価格を上昇させています。これは、インフレの影響を受けて企業が価格転嫁を進めざるを得ない状況を反映しています。

 


 

Q4  【価格設定とコスト管理】 原材料や仕入れコストの上昇に対して、どのような対策をとっていますか?(複数選択可)

 

 

♦インフレの影響に対し、主にコスト削減や価格転嫁を行うことで対応しています。特に、価格転嫁を行う企業が多いため、消費者への負担増加が伺えます。

 


 

Q5【労働力と賃金】 インフレによって従業員の賃金にどのような影響がありますか?

 

 

♦インフレが従業員の賃金に与える影響については、賃金を変更しない企業が半数近くを占める一方で、賃金を上昇させた企業も存在し、若干上昇させた企業が全体の4割を占めています。賃金がインフレ対策のバッファーにもなっているようです。

 


 

Q6 【労働力と賃金】 労働力の確保にどのような影響がありますか?

 

 

♦インフレが労働力の確保に与える影響については、半数近くの企業が「少し困難になっている」と感じており、さらに2割近い企業が「非常に困難になっている」と感じています。

 


 

Q7 【今後の見通し】 今後1年間のインフレ率について、どのように予測しますか?

 

 

♦今後1年間のインフレ率については、変わらないよりもさらに上昇すると予測する経営者が多く、今後もインフレの影響を受け続けることを懸念しています。

 


 

企業経営者の多くが現在のインフレ率を「高い」と感じ、経営に対する影響を強く受けていることが明らかになりました。製品やサービスの価格上昇、原材料や仕入れコストの増加、賃金の変動など、インフレが企業運営に与える広範な影響が浮き彫りになっています。

特に、労働力の確保にマイナスの影響がある点は、企業にとって大きな課題と言えます。政府の賃上げ政策が推進されている影響もあるようですが、労働生産性の向上がないと経営は疲弊します。

また、単純な値上げやコストカットなどの対症療法的手段だけではなく、新しい価値創造が求められる経営環境になっていると言えます。 

 

≪クロス・マーケティングのQiQUMOを利用した調査≫

 

※本調査を引用頂く場合は、引用元として以下URLをリンク設定お願い致します。

小谷野税理士法人調べ【アンケート調査:インフレ 2024.7】

(テキストで貼り付ける方はこちら https://www.koyano-cpa.gr.jp/archives/news/16503

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