会計・税務の知識

2025年01月23日 発行近年の酒税の動向

はじめに

 

国税である酒税については、類似する酒類間の税率格差が商品開発や販売数量に影響を与えている状況を改め、酒類間の税負担の公平性を回復する等の観点から、税収中立の下、改正が実施されています。

 

 

 

1.近年の酒税の改正

 

(1)ビール系飲料の税率

2026年10月に1㎘当たり155,000円(350㎖換算54.25円)に一本化

(2020年10月から3段階で実施)

 

 

 

(2)醸造酒類(清酒、果実酒等)の税率

2023年10月に1㎘当たり100,000円に一本化(2020年10月から2段階で実施)

 

 

 

(3)その他の発泡性酒類(チューハイ等)の税率

2026年10月に1㎘当たり100,000円(350㎖換算35円)に引き上げ

 

 

 

 

2.酒税の税率

 

 

 

 

3.酒税の課税実績(令和4年度)

 

 

 

 

 

おわりに

 

課税数量は平成11年度の1,017万㎘、課税額は平成6年度の2.12兆円をそれぞれピークに減少傾向にあります。

(担当:新谷)

 

 

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